この趣味は間違いないなと思う話

間違いないって何?と思われるだろう。私も思うもん。

何が言いたいかというと、「この趣味はきっとあなたを裏切ることはないだろう」ということ。

人間社会で生きる以上、どうしても誰かとは関わらなくちゃいけないけど、彼らと必ず仲良くなれるわけではないし、逆に精神的に病む人もいるんだと思う。

中には自己嫌悪でいっぱいになっちゃう人もいるだろう。

しょうがないよね、人間は人間だ。

そんな中でも、あなたのことを見捨てることはない趣味を二つご紹介しよう。

その1 読書

趣味:読書、はどちらかといえば無難だから使っている人もいるだろうし、本当に本が好きだからそう言っている人もいるだろう。でも新しく趣味を持ちたいなら、読書を強く勧める。理由はいくつかある。

お金をかけなくて済む

家の近くに図書館がある人だったら本当にこれ。図書館に行って、気になる本を読んでみる。別に図書館に行って本を読むだけ、でもいいだろうし、気になった本を家でも読みたい!ってなったら借りればいいし(返却期限はあるから、ずぼらの民はがんばれ。)。行ったときにはなくても数日後にはあるかもしれないし、予約して取り寄せもできる。長いけれどどうしても読みたい本があるなら、新刊を書店で買ってもいいし古本屋さんで買ってもいい。

知識を得られる

まあそりゃそうだろ、って感じだけれど、これはまあ大事かも。ある分野に対するそれなりに正確な知識を持っていれば詐欺やフェイクニュースも見抜けるし、新しいことを知ることで自分をアップデートさせていくことができる。これの何がいいかというと、自分の世界が狭いことを知って謙虚さを保てること。自分がすべて!私は正しい!って思っちゃうと厄介だからね~。それによって他人を傷つけちゃったら大変。

人間関係をちょこっと助けてくれる

例えば誰かとの待ち合わせで、相手が来るまでの間に本を読んでいたとしよう。集合後の相手からすれば、雑談の一つとして「先ほどはどういう本を読んでいたのか?」という話題をふることができるから気まずさ回避、作者や作品名を挙げて相手がピンときた顔をしていたらビンゴ。同じ本や作者が好きだというだけで盛り上がれるのはお得。ついでにお勧めの本を教えてくれたりする場合、その本たちを読んでその感想を言ってみると、相手は自分の紹介した本を読んでくれた+律儀に感想を報告してくれた、とポジティブにとらえてくれるぞ。

知識はあなたを裏切らない

これが一番言いたかったこと!人間関係、どうしても自分のもとに来てくれる人と離れていってしまう人もいるし、絶望的に気が合わない人と接しないといけない、みたいなこともあると思う。

そこで本の出番だ。一般的に、今本に書いてあることが明日には変わっていた!なんてことはない。一度読んでみて、絶望的に読む気が起きなかったらいったんその本をわきに置いておいても誰も怒らない(課題図書とかは別だよ)。あなたがどんな状況にいようと許してくれる。あなたがその本を読み始めるのを本棚で静かに待っている。何か月も何年も。なんといい友達でしょうか。

著者が書いた本を今も読めるのも本当にすごいことだよ。考えてもみてほしい、古代ギリシャのアリストテレスが書いたものを令和時代の我々が読めるんだよ?時空をいい意味で超えすぎている。

本を読んで、感想を持つ、ということは対話みたいなことかもね。デカルトや孔子と対話できるなんて夢しかない。

その2 楽器

こちらもぜひ試してほしい。楽器は基本的に買うには金銭的ハードルは高いけど、ウクレレとかならまだハードルは低い。頑張ってお金をためて電子ピアノを買うもよし。

特技ができて自分に自信がつく

中高生や学生の場合、自己紹介の時に特技を言うことを求められるかもしれない。普通に生きていたら特技なんてなかなか作れない。でも、何か一つ楽器を弾ければ、「ウクレレ弾けます」「ピアノを少し弾けます」とか言える。

自分はこれができるんだ、ということが一つあるだけでだいぶ自分の軸を強くできる気がする。

交友関係が広がる

楽器を教室で習う場合、グループレッスンなら同じグループの方と話す機会もできるだろう。楽器を長く続けている人であれば、地域の楽団に所属する人もいるかもしれない。そういう教室や楽団はサードプレースになってくれる。会社・学校、家で求められる義務や責任から逃れられる、とてもいい場所だと思う。

楽器はずっとあなたと一緒

楽器も本と同様、ずっとあなたのことを根気よく待ってくれる。時間がなくて楽器に触れなくたって、ひっそり眠っている。いざ楽器を演奏しようとすれば、待ってましたといわんばかりに元気に音を鳴らしてくれる。

何か一曲弾けるようにしようとするときも、発表会等の場合を除けばいつまでに完成させなくてはいけないなんてことはない。ずっとあなたのペース。

楽器も曲も、あなたを見捨てることはない。チューニングは忘れずに。

まとめ

読書と楽器も、決してあなたを見放すことはない。ついつい自分なんか、と自己嫌悪してしまう人にはお勧め。いつでもあなたを受け入れてくれるよ。

新しい趣味を始めてみたい人はぜひ試してみてね。

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